長年、桃四ジャガーズのコーチとしてご尽力いただきました千賀可一コーチ(千賀大コーチ)が、2018年10月6日にご逝去されました。

お通夜・ご葬儀には桃四ジャガーズ選手やOB、歴代コーチ、保護者が多く参列しており、千賀大コーチのお人柄がしのばれました。

千賀大コーチは昭和50年代後半から約30年間の長きに渡り桃四ジャガーズの選手たちにご指導をいただきました。建築士というお仕事柄か、その几帳面さを活かされて、長くスコアラーとしてベンチに入りご活躍されました。他のコーチ達の厳しい指導を、穏やかにあたたかく選手に寄り添ってフォローしていただいていたようです。

秋から新年にかけて卒業部員一人ひとりの写真を何十枚も撮影して、一番良い写真をパネルにして納会で贈呈してくださっていたころもあったそうです。

また、ジャガーズ活動だけでなく、井草中の利用者団体連合協議会の業務や、上井草青少年育成委員会主催の少年野球大会(現在は行われていない)の取りまとめや指導、土曜日学校の立ち上げや活動など、野球を通した地域の子どもたちの育成にご尽力されました。現在、桃四小や井草中の校庭利用はこれらのご尽力の賜物です。

ご自身の時間を割いてこれほどの継続的な貢献をしていただいたことは、現役桃四ジャガーズの選手、保護者としては本当に感謝の気持ちと尊敬の念でいっぱいです。

桃四ジャガーズ創部からもうすぐ40年。ジャガーズの発展には代々の監督・コーチが寄与されてきました。北澤初代監督をはじめ、大西さん、鈴木健三さん、向井さん、萩沢さん、土肥新治さん、山口邦夫さん、そして千賀大コーチ。深く感謝し、心よりご冥福をお祈りしたいと思います。

このような素晴らしい方々の情熱や想いで今の桃四ジャガーズが作られ、守られてきたことを再度心に刻み、残りのシーズンを力いっぱい戦いたいと思います。